点訳図書ぇ題名・著者名・出版社・冊数・点訳者・校正者・紹介文・制作年月です。

001

ぽっぽや「鉄道員」

浅 田 次 郎  著 

集英社

全4巻

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

   娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた・・・・・。心を揺さぶる”やさしい奇跡”の物語・・・表題作をはじめ、「ラブ・レター」「角筈にて」など8編収録。日本中を感涙の渦に巻き込んだベストセラー作品集。
目次・・・ぽっぽや/ラブ・レター/悪魔/角筈にて/伽羅/うらぼんえ/ろくでなしのサンタ/オリヲン座からの招待状。 20056

            

002

  地下鉄(メトロ)に乗って

浅 田 次 郎  著 

講談社

全4巻

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  東京は千代田区永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは30年前の風景。  ワンマンな父に反発し自殺した兄が現 れた。  さらに満州に出征する父を目撃・・・・。  思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。                1995年 吉川栄治文学新人賞受賞作品。     200511

 

003

セックスボランテイア

河 合 香 織  著 

新潮社

全3巻385頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 障害者だってやっぱり恋愛したい。性欲もある。その思いを満たす為の「性の介助」の現実とは?

彼らの愛と性に迫るノンフィクションの意欲作。   200512月   

 

004

わたしと小鳥とすずと

金 子 みすゞ  著 

JULA出版局

全1巻98頁

点訳者 金澤久枝

  

    二十歳で詩を投稿、26歳で世を去るまでの6年間に創られた詩を集めた童謡集です。”若き詩人中の巨星”と称された。

 「金子みすゞ全集」より矢崎節夫さんが選んだ金子みすゞ童謡集。
 
「みすゞさんの作品を読むと、この世の中には何一つ無用な存在はなく、誰もがいてくれるだけで百点満点であり誰もが何もが宝ものであることに気づけます。

 この点字図書”わたしと小鳥とすずと”が、読んでくださる皆さんの 心に、大きな力となり、日々の生活が明るいほうへ、

嬉しいほうへ、優しいほうへ、一歩でも近づいてくださるきっかけになれたら、一歩の会の方々も、きっと嬉しい事でしょう。」   推薦の言葉  矢崎節夫       *当会音声訳図書 bS1で好評の点訳版です。  20035

 

005

1リットルの涙

木 藤 亜 也 著 

幻冬舎

全3巻345頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  「神様、病気はどうして私を選んだの?」恐ろしい病魔が15才の少女亜也の青春を奪う。友達と別れ、車椅子の生活、数々の苦難が襲いかかる中、日記を書き続けることだけが、亜也の生きる支えだった。難病の脊髄小脳変性症を患った亜也さんは1988年、25才で亡くなるまで、手足や言葉の自由を奪われていく中でつづった日記。 「たとえどんな小さく弱い力でも私は誰かの役に立ちたい」最後まで前向きに生き抜いたかずかずの言葉が綴られた感動のロングセラー。  200512

 

006

キッチン

吉 本 ばなな 著 

新潮社

全3巻304頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 私がこの世で一番好きな場所は台所だと思う―祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常をまっすぐな 感覚で受け止め人が死ぬこと、そして生きることを、世界が不思議な調和に満ちていることを、淋しさと 優しさの交錯の中であなたに語りかける。<吉本ばなな>の全てはここから始まった。国境を越えて読みつがれるロングベストセラ−。200512


 

00

いま、会いにゆきます

市川拓司 著 

小学館

全4巻585頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 哀しいけど幸福な、二人とその幼子の物語。書かれているのは、ただ「愛している」ということ。

きっと大切な人に会いにゆきたくなります。    心に効く恋愛小説、感涙度100%。     2006年1 

 

008

生協の白石さん

白石昌則・東京農工大学の皆さん 

講談社

全2巻203頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

「牛を売って!」「愛は売っていないのですか・・・?」東京農工大生協でかわされた「ひとことカード」の交流録。掲示板から始まったまじめでおかしくて癒されるやりとりに老若男女が拍手喝采。あたたかさが読む人の心に広がります。20061

 

009

こぎつねヘレンがのこしたもの

竹 田 津 実 著 

偕成社文庫

全2巻198頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 キタキツネの子ヘレンは、道路脇にうずくまっているところを保護されて、獣医の竹田津先生のところへ連れて来られました。ヘレンはどうやら目が見えず、耳も聞こえないようです。ミルクを与えても見向きもしません。でも、先生夫妻の懸命な介護で、ヘレンはやがて・・。生命の意味を深く考えさせられる感動のノンフィクション。           2006年? 

 

010

天国まで百マイル

浅 田 次 郎 著 

朝日新聞社朝日文庫

全4巻485頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男、城所安男。心臓病を患う母の命を救う為、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院をめざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける・・・親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く。感動の物語。      2006年  月

 

011

SRY(スライ)世界の旅A

吉 本 ばなな 著

幻冬舎

全2巻265頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  友達との夜通しのパーティー。目をさました午後に、清瀬は以前の恋人の喬から彼がHIVポジティブであることを打ち明けられた。生と死へのたぎる想いを抱えた清瀬を、おかまの日出男雄が誘う。「旅に行こうよ、喬を連れて」。行き先はエジプト。とてつもない絶望から始まる旅で、友情がたどった運命を描く胸を打つ長篇小説。楽しめるエジプト旅行記でもあります。20064

 

012

病気にならない生き方

新 谷 弘 実 著 

サンマーク出版

全3巻410頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  医学が進歩しているのに、病人が増えるのはなぜだろう? 全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医が教える、太く、生きる方法。著者は米国アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授。 /元気な百歳になる方法/薬はすべて基本的に「毒」である/病気の大半は遺伝よりも習慣に原因がある/マーガリンほど体に悪い油はない/すべては「命のシナリオ」に書き込まれている 等々。   20065

  

013

月のしずく

浅 田 次 郎 著 

文春文庫

全5巻616頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  欠けちまったお月さんって どこ行ったんだ…。30年近くコンビナートの荷役をし、酒を飲むだけが楽しみ。そんな男のもとに、十五夜の晩、偶然転がり込んだ美しい女 ― 出会うはずのない二人がであった時、今にも壊れそうに軋みながらも、癒しのドラマが始まる。表題作他、子供の頃男と逃げた母親との再会を描く「ピエタ」など全7篇の短編集。   20066

 

014

椿山課長の七日間

浅 田 次 郎 著 

朝日新聞社

全6巻820頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 働き盛りの46才で突然死した椿山和明は、家族に別れを告げる為に、美女の肉体を借りて七日間だけ“現世”に舞い戻った! 親子の絆、捧げて尽くす無償の愛、人と人との縁など、「死後の世界」を涙と笑いで描いて、朝日新聞夕刊連載中から大反響を呼んだ感動の巨編。   20067

 

015

じっとこのまま

 藤 田 宜 永 著 

文藝春秋

全3巻488頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 ♪『可愛いベイビー』が街に流れていた夏、結婚の約束をした女は他の男と逃げてしまった。それから30年を経て、突然現れた女。時を越え忌まわしい秘密が明らかになってゆく・・・。戦後を生きた男達の喪失の悲しみを、乾いた叙情で描き出した6篇。馴染み深いメロディにイメージを託した感動の作品集。   20068

 

016

チャイ・コイ

岩 井 志麻子 著 

中央公論社

全2巻240頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 愛の言葉も未来の約束もいらないサイゴン川のほとりで、ホテルの部屋で、つかの間の溺れた性愛の物語。

私はただ祈るような猥褻なセックスをしたかった。チャイコイは禁断の果実。   20068

 

017

幸福な食卓

瀬 尾 まいこ 著 

講談社

全4巻424頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 父さんが自殺を失敗した時も、母さんが家を出た時も、朝は普通にやって来た。悲しいことが起きた時も・・・。
大きなものを失くしてまだあった大切なもの。切なくて、哀しくて、ちょっぴりおかしなストーリー。     20069

 

018

金色の雨

藤 田 宜 永 著 

幻冬舎

全3巻33頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 抑えても、抑えても、切ない恋心はこぼれ落ちていく。過ぎた日の想いを身体の奥に沈めながら・・・。別離と再会、すれ違いと邂逅を何度も重ねながら、男と女は次第に成熟していくのだろうか・・・。美しい軽井沢の四季を背景に、数奇な運命に彩られた大人たちの恋愛模様を、そして揺れる心理状態を直木賞作家が鮮やかに描く連作小説。     200610

 

019

白い犬とワルツを

テリーケイ 著/兼武進 訳 

新潮社

全3巻476頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 長年連れ添った妻に先立たれ、自らも病に侵された老人サムは、暖かい子供達の思いやりに感謝しながらも一人で余生を生き抜こうとする。妻の死後、どこからともなく現れた白い犬と寄り添うようにして。犬は、サム以外の人間の前にはなかなか姿を見せず、声も立てない・・真実の愛の姿を美しく爽やかに描いて、痛いほどの感動を与える大人の童話。あなたには白い犬が見えますか? 20006年現在 45刷の大ロングセラー。     200611

 

020

失敗は顔だけで十分です。

綾小路きみまろ 著 

PHP研究社

全1巻92頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 〜爆笑ネタ180連発〜
 人気絶頂の漫談家・綾小路きみまろがついに「ネタ帳」を公開! 
 テープやCD、本でお馴染みの爆笑フレーズを一挙収録。どこから読んでも楽しめる「お笑いの貯金箱」  200612

 

021

ハッピーバースデー

青木和雄・吉富多美 著 

金の星社

全3巻420頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 「ああ、あすかなんて、本当に生まなきゃ良かったなあ」自分の思い通りに成長した長男に比べ、出来の悪い娘あすかに容赦ない言葉を浴びせる母静代。しかし静代の見せかけの鎧は、職場の若い上司なつきによって徐々に剥がされていく。愛に飢え、愛を求めてさまよう母娘の再生の物語。
 130万人の魂を泣かせ、癒し、突き動かした魂の底から突き上げる嘆きと感動・・。「いじめ」や「自殺」が大きな問題となっている今、多くの方に読んで頂きたい一冊です。   2007年1月        

 

022

春菊よ谷のせせらぎよありがとう

岡 田 梅 子 著 

自費出版

全3巻280頁

点訳者 やよい会・やよい会

校正 白男川久雄

 一歩の会で初めての点訳図書を点訳グループ「やよい会」のご協力で完成しました。  平和を願って一歩の会の

特別製作です。 音訳図書と合わせてご利用下さい。  *当会音声訳図書 bQ1で好評の点訳版です。     19954


  

023

宇宙でいちばんあかるい屋根

野 中 ともそ 著 

ポプラ社

全3巻374頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

14才って、とても不便だ。中学生の女の子とおかしな老女。闇夜の屋上で永遠の物語がギクシャクと動き出した。
“星ばあ”が愛おしくて、あたたかい。二人の絶妙な会話、胸いぱいに宇宙に広がるラストへ。
小説すばる新人賞受賞作家の感動作。  2007年3月   

 

024

千の風になって

新井 満 文/佐竹美保 絵

理論社

全1巻38頁

点訳者 金沢久枝

校正 山田真奈美

 悲しみの中で読みつがれてきた、一篇の詩があった。大切な人を亡くした時に、悲しみをいやしてくれるのは、この詩かもしれない。
2006年大晦日のNHKテレビ「紅白歌合戦」でも歌われ人々に大きな感動を与えました。
※一歩の会では、録音図書No. 239「千の風になって」が完成しております。ご利用下さい。  2007年2月

 

  

025

イン・ザ・プール

奥田英朗 著

文藝春秋

全5巻508頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 水泳中毒、ケータイ中毒、持続勃起症・・・。
 おかしな病気に悩める者たちは、精神科医 伊良部のもとを訪れるが、その稚気に驚き、呆れ・・・。いったいどちらが患者なのか? 注目の作家が放つ怪作!      2007年3月

 

026

「朝に弱い」が治る本

鴨下一郎 著

PHP研究所

全2巻262頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 あなたは毎朝すっきり目覚めていますか? 目覚まし時計がないと起きられない、午前中は頭がボーっとしている。そんな人生は損しています。本書は何時までもベットから起きられない現代人にぐっすり眠って、スッキリ目覚める秘訣を大公開。“低血圧”だから朝から弱いと諦めている人、不眠症でなかなか寝付けず困っている人にお勧めの快眠ガイドブック。睡眠は自分でコントロールできる!     2007年4月

 

027

生きていてよかった

相田みつを 著

ダイヤモンド社

全1巻96頁

点訳者 金沢久枝

校正 白男川久雄

〜つまずいたり ころんだりしたおかげで 少しずつだが 自分のことがわかってきました〜
 世代を超えて詠み継がれ、愛されつづける相田みつをさんの、心にやさしいことばは、人間の良心に沁み透ります。一歩の会では「にんげんだもの」「一生感動一生青春」「雨の日は・・・」「おかげさん」の4作品が録音図書として完成しております。
                                   2007年4月

 

028 

イッツ・オンリー・トーク

絲山秋子 著

文藝春秋

全2巻264頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 勃起不全(ED)の議員、うつ病のヤクザ、痴漢、いとこの居候 〜 違い点と点が形づくる星座のような関係。ひと夏の出会いと別れを、キング・クリムゾンに乗せて「ムダ話さ」と歌いとばすデビュー作。
 高崎での乗馬仲間との再会を描く「第7障害」併録。         2007年5月

 

029

ボロボロになった人へ

リリー・フランキー 著

幻冬舎

全3巻362頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  これほど誠実でありながら、刺激的かつ魅力的で、笑え、感動できていいのだろうか? 
 リリー・フランキーがその才能を遺憾なく発揮した初めての短編小説。『大麻農家の花嫁』『死刑』『ねぎぼうず』等6篇。ここは物語の面白さすべてが凝縮されている!

 

030

グッドラック

アレックス・ロビラ/フェルナンド・トリアス・デ・ベス 著
田内志文 訳

ポプラ社

全1巻134頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 それは54年ぶりの運命の再会だった。公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせたマックスは、仕事も財産もすべてを失い変わり果てた友人に、祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語をかった。
 奇蹟のラストへ7日間の旅が始まる。自分に幸運を贈る本。   20077月  

 

031

佐賀のがばいばあちゃん

島田洋七 著

徳間書店

全2巻268頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 昭和33年、広島から佐賀の田舎へ預けられた8歳の昭弘。そこでは厳しい戦後を7歳の子どもを抱えて生き抜いたがばい(すごい)祖母との貧乏生活が待っていた。しかし家にはいつも笑いがあふれ・・・。多くの人が感動した超話題作。20078月 

 

032

日本人のしきたり

飯倉晴武 著

青春出版

全2巻284頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

   ・鏡餅―何の為に丸餅を二つ重ねるのか  ・節分―どうして煎った豆をまくのか  ・衣替え―いつから六月と十月の一日に決まったのか  ・厄年―女三十三歳、男四十二歳が大厄のワケ  ・清めの塩―塩がケガレを払うのはなぜか
四季を重んじ、人生の節目を大切にする日本人なら知っておきたい和の心。伝統の原点をさぐり、日本の心を再発見。

20079

 

033

鈍感力

渡辺淳一 著

集英社

全2巻266頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 人生を愛と成功へと導く17章。
  1.ある才能の喪失 2.叱られ続けた名医 3.血をさらさらと流すために 5.五感の鈍さ 他
  今を生き抜く新しい知恵と渡辺流男と女の人生講座。
                                                                  200710

 

034

免疫道場

安保徹・鬼木豊 著

幻冬社

全4巻450頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 鏡知らず知らず野うちに自然治癒力が鍛えられる! 驚くほど簡単、しかも確実に免疫力が高まる50の方法。
巻の1 あらゆる病気は免疫力で治る
巻の2 免疫とは血流である
巻の3 逆転! アレルギー体質の人こそ、免疫力が高まる
巻の4 注意! 免疫の天敵はストレスである
巻の5 薬はいらない! ガンは免疫力で治せ
巻の6 1分でできる! 免疫力アップ術
巻の7 中高年の体こそ、免疫力で守れる
2007
11

 

035

モルヒネ

安達千夏 著

祥伝社

全3巻402頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 在宅医療の医師藤原真紀の前に、もと恋人の倉橋克秀が7年ぶりに現れた。ピアニストとして海外留学するため姿を消した彼がなぜ? 真紀には婚約者がいたが、かつて心の傷をただ一人共有できた克秀の出現に、心を惑わせる。やがて、克秀は余命3ケ月の末期ガンであることが発覚。悪化する病状に、真紀は彼の部屋を訪れた・・・。
すばる文学賞作家の描く感動の恋愛長編!     200712

 

036

気楽に生きる知恵

永 六輔 著

飛鳥新社 発行
ゴマブックス 発売

全3巻336頁

点訳者 野瀬芳美

校正 金沢久枝・金澤茂雄

 「痛みをともないます。政治家が言うからだまされるんだよ。同じことを医者が言ってみな、誰も行かないよ」珠玉の庶民哲学であり、生きるヒントが満載の新しい文学とも言える「無名人語録」。『週刊金曜日』連載の単行本化。なぜか人生が楽しくなる不思議な本。          200712

 

037

人間というもの

司馬遼太郎 著

PHP研究所

全2巻300頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの膨大な作品群によって、人間とは何か、日本人とは何かを問い続けた国民作家 司馬遼太郎。本書は数ある名作・名随想の中から、混迷の現代社会を生きる上での道標となるべき珠玉の言葉をテーマ別によりすぐったアフォリズム集である。歴史・文明への透徹した洞察、人間への温かなまなざし。司馬文学の魅力を濃密に凝縮したファン垂涎の一冊。     20081

 

038

女性の品格

坂東眞理子 著

PHP研究所

全3巻338頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 強く、優しく、美しい女性になるための66の法則。
上品な女性は…
  ・約束をキチンと守る  ・型どおりの挨拶ができる  ・流行に飛びつかない  ・無料のものをもらわない
  ・愛されるより愛する女性になる  ・品格ある男性を育てる           20081

 

039

求めない

鹿島 祥造 著

小学館

全1巻90頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 ほんの3分でも求めないでいてごらん。不思議なことが起こるから―。求めない―すると何かが変わる。求めない―すると簡素な暮らしになる。求めない―すると いま、じゅうぶんに持っていると気づく。求めない―すると いま持っているものがいきいきしてくる…。迷った時、苦しくなった時、自分にささやいてみる、「求めない」と。信州伊那谷に暮らす詩人からあなたへ。全てが「求めない」で始まる心に響くことばの贈り物。                                      20082

 

040

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

リリー・フランキー 著

扶桑社

全7巻854頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  小倉で生まれ、住まいを転々と変えながら、やがて東京へやってきたボクとオカン。                           ボクの一番大切な人、ボクの為に自分の人生を生きてくれた人、ボクのオカン。
「2006年本屋大賞」受賞。190万部の大ベストセラー。              2008年3月

 

041

天使の卵 エンジェルス・エッグ

村山 由佳 著

集英社

全3巻338頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  その人の横顔はあまりにも清冽で、凜としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の”僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持ちはあったが、”僕”の心はもう誰にも止められない。
 第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。       2008年4月

 

042

陰日向に咲く

劇団ひとり 著

幻冬舎

全2巻254頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 何ものでもない人々のささやかな人生が、少しずつ交錯し、誰もが一人じゃないと思える、思いがけない奇跡と感動の瞬間が訪れる。笑えて、胸が熱くなって、人間が愛しくなる美しい物語。       2008年6月

 

043

病気を治す『体の声』の聴き方

安保 徹 著

マキノ出版

全2巻254頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  免疫を高めるちょっとしたコツ。医師に聞く前に体に聞く。薬はなるべく飲まない。意識して深呼吸をする。あおむけに寝る。気づいたときには「爪もみ」をする。
  現代人は頭の判断にばかりで病気を作っている! 体は間違えない。体の声を聴けば健康になり、本当の生き方が見えてくる。    2008年6月

 

044

道をひらく

松下 幸之助 著

PHP研究所

全2巻236頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。自分だけしか歩めない大事な道。自分だけに与えられている、かけがえのない道。
 本書はPHP研究所の機関紙「PHP」に連載された短文の中から、121編を選んでまとめたものであり、身も心も豊かな繁栄の社会を実現したいと願う著者の思いがこめられている。
 1968年の発行より、145刷を記録する大ロングセラーである。    2008年7月

 

045

西の魔女が死んだ

梨木 香歩 著

新潮社

全2巻308頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変わるひと月あまりを、西の魔女のもとで過ごした。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。
 この物語には、私たちが実際に幸せに生きる為のヒントがいくつも書かれています。本当に価値のあるものは何であるのか。答えの一つが、この物語の中にあります。    2008年8月

 

046

練馬が一番!!

練馬区企画部経営改革担当課 発行

全1巻152頁

 点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 盲導犬の日本第一号、少年サッカー登録チーム数東京一、漫画「ドラえもん」でスネ夫の住所が練馬区。
 世界や日本、東京の中で、練馬区が一番のものや、練馬区が唯一のものを集めました。(練馬区オンリーワン・ナンバーワン)
 また、練馬区が登場する小説や漫画の情報(区内図書館に収蔵しているもの)を掲載しています。
 ※この図書は、録音図書No.314として完成しております。    2008年8月   

 

047

すべては音楽から生まれる

茂木 健一郎 著

PHP研究所

全2巻288頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 音楽は、あらゆる芸術つかさどる。そればかりではない。生命原理と創造性の本質にも通じているのだ。私達はみな楽器であり音楽家である。脳の中では、常に交響曲のような働きが起こっている。耳をすませば、世界を満たす豊饒な旋律が聴こえてくるだろう。そして人生とは、自分だけのハーモニーを奏でることなのだ。
 シューベルト、モーツァルト、ベートーヴェンなどかつて<未完成>との印象的な出会いを脳科学者が自らの体験をもとに語る。    2008年9月

 

048

永遠

村山 由佳 著

講談社

全1巻158頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

   映画『卒業』(2002年)とのコラボレーションとして生まれた小説である。葉月はなくなる前に、かつて別れた恋人のことを娘の弥生と幼なじみの僕に話してくれた。弥生はその男の向かいの部屋に住み、彼の講義を聴きに短大へ通った。「お父さん」と一度も告げられずに。    2008年10月

 

049

天使の梯子

村山 由佳 著

講談社

全4巻516頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

『天子の卵』の続編である。『卵』から10年の歳月が流れている。21才の“フルチン”こと古畑慎一は、高校時代に思いを寄せた先生、斉藤夏姫に再会する。8才年上の夏姫にひかれていくが、彼女の心には10年前の「あの時」から特別な男がすんでいた。傷ついた心は再生するのか、愛は蘇るのか。それぞれの思いが交錯する物語。        200810

 

050

おひとりさまの老後

上野 千鶴子 著

法 研

全4巻464頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  老後は「金持ち」より「人持ち」で…。ひとりで老後を生きるスキルとインフラ。長生きをすればするほど、皆最後はひとりになる。多くのファンを持つ著者が、自らの経験と取材をもとに、「もう老後は怖くないからね」と住まいや人間関係、介護の受け方、終わり方まで、ひとりで生きる知恵を語る。         2008年12月

 

051

日本人 数のしきたり

飯倉 晴武 著

青春出版社

全2巻286頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

    2007年上半期ベストセラー第1[日本人のしきたり」待望の第2弾。 寿司を「1貫、2貫」と数えるワケは?なぜ神社では「ニ礼二拍手一礼」なのか? 「三顧の礼」の三顧とは何か? 相撲取りが踏む「四股」の由来は? その数字に託された日本人の知恵と伝統。 ぜひ手にとってみたい1冊。             200812

 

052

娼年

石田 衣良 著

集英社

全3巻402頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過していたリョウ、20才。だが、バイト先に現れた会員制ボーイズクラブのオーナー御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事を始める。やがてリョウは、さまざまな女性の中にひそむ欲望の不思議に魅せられていく・・・ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす長編恋愛小説。   2009年2月

 

053

ブランコのむこうで

星 新一 著

新潮社

全3巻346頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

ある日学校の帰り道に、もう一人のぼくに出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。信じてもらえるかな。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけて行った。その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入って行ったんだ。そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら・・・
 少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。              2009年3月

 

054

夢をかなえるゾウ

水野 敬也 著

飛鳥新社

全5巻580頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

   「笑えて」「泣けて」「タメになる」エンターテインメント小説。昨年度の年間ベストセラー第1位で、幅広い世代に読まれているちょっぴり不思議なお話である。
  関西弁を話すガネーシャの言葉に、自分の生き方を変えてくれる力がいっぱい!!  2009年4月

 

055

人間の関係

五木 寛之 著

ポプラ社

全2巻271頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 「変わる時代に、変わらないものはなにか」を ずっと考え続けてきた著者が、たどりついたのは「人間」を考えるのではなく、「人間の関係」を考えることこそ重要だ、ということ。
 人間は「関係」がすべてである。そして今、人間の関係が壊れかけている。人間は「関係ない」では生きられない。
2009
年 5月

 

056

納棺夫日記

青木 新門 著

文芸春秋

全3巻370頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 祝アカデミー賞受賞。15年前 本木雅弘さんが、この本と出合い、映画「おくりびと」が誕生しました。
 掌に受ければ瞬く間に水となってしまうみぞれ。日本海の鉛色の空からみぞれが降るなか、著者は死者を棺に納める仕事を続けてきた。一見、顔を背けたくなる風景に対峙しながら 著者は宮沢賢治や親鸞に導かれるように「光」を見出す。「生」と「死」を考える為に読み継がれて欲しい一冊。   2009年 6月

 

057

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

マーシー・シャイモフ 著
茂木 健一郎 訳者

三笠書店

全3巻406頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 楽観的な人が、脳はよく働くといわれています。「ポジティブ」には懐疑的な方々に、この本はずばり役に立ちます。
脳は使い方しだい!「まさか、こんなことだけで?」と思った人にこそ読んで欲しい。
○簡単で効果抜群の脳の「大そうじ」
○「脳の使い方がうまい人」の7つの特徴
○脳に「ポジティブな回路」をつくる法
これらのことを脳に慣らしていけば、あなたの脳は喜び、やがて驚くような結果を生んでくれます。
2009
年 8月

 

058

体温を上げると健康になる

齋藤 真嗣 著

サンマーク出版

全3巻331頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  体温が一度下がると免疫力は30%低下する。
米国・EU・日本で認定されたアンティジングの専門医が教える、病気にならない体をつくる体温アップの健康法のすべて。低体温を防ぐ理想の習慣が満載。
●「風邪かな?」と思ったら風呂に入りなさい
●ダイエット効果が4倍になる成長ホルモン活用法
●お風呂の温度は必ず41度に設定する
●女性はもっと紫外線に当たりなさい
2009
年 9月

 

059

あなたに、大切な香りの記憶はありますか?

阿川佐和子・石田衣良・角田光代・熊谷達也
小池真理子・重松清・朱川湊人 高樹のぶ子

文芸春秋

全3巻376頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

8名による短編小説集。
遠いあの日へ 八つの扉のどこからでも ご自由に お入り下さい。きっと懐かしさがよみがえってくることでしょう。
2009
年10月

 

060

流砂

藤田 宜永 著

講談社

全5巻734頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 能登の小さな町に、さざ波が起こり、男と女は情欲の炎を再び燃え上がらせた。能登の風景と鳴き砂がからみあう長編恋愛小説。  2009年11月

 

061

エスケープ!

渡部 建 著

幻冬舎

全3巻444頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

  お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の処女小説。
 シュウは会社の内定も決まり、結婚したいと思っている彼女もいる大学四年生。将来は約束されているが何も刺激がない。そんなある日、人生を変えるかも知れない雑誌記事を見つけてしまった。「プロが語る! 空き巣手口のすべて!」
 その日から彼の日常は一変。忍び込んだ家の中にはなんと!!     2009年12月

 

062

セックスがこわい

香山 リカ 著

筑摩書店

全2巻310頁

点訳者 主浜洋子

校正 金澤茂雄

 誰かにぎゅっとだきしめてほしい
 「不妊治療がストレス」、だけど本当はセックスレスにあった主婦。
職場でのパワハラに悩む女性のもっと大きな問題は?
夫はなぜ妻とのコミュニケーションを拒むのか?
日本人の心の奥に潜む愛と性の問題を、精神医である著者が、様々な症例からあぶり出していく。
        2010年 1月

 

063

仕事で大事なことは『坂の上の雲』が教えてくれた

古川 裕倫 著

三笠書房

全2巻310頁

 点訳者 主浜 洋子

 校正 金澤 茂雄

 仕事で大事なことは『坂の上の雲』が教えてくれた。
 明治維新、日清戦争、日露戦争…時代が大きく動いたこの時代、「大きな使命と浪漫」を抱いて活躍した男達がいた。彼らは何をどう考え、どう行動したのか?
司馬遼太郎の名著『坂の上の雲』に詰まった「生きる知恵」から、ビジネスに使える『考え方、ノウハウ』を徹底的に抽出した。
2010
年 2月  

 

064

うつを見つめる言葉

曽野 綾子 著

イースト・プレス

全1巻108頁

 点訳者 主浜 洋子

 校正 金澤 茂雄

  何となく心が疲れてしまった時、眠れないほど悩む時、不安でたまらない時、私達はどのように考えればよいのか、どう生きていけばよいのか……自らが八年間もの長い時間、不眠にうつ苦しみながらも、危機を乗り越えてきた著者だからこそ伝えられる“自分の心”と上手に付き合う方法。
 あなたが必要としている言葉がきっとあることでしょう。   2010年 3月

 

065

家族の言い訳

森 浩美 著

双葉社

全4巻472頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

  家族に悩まされ、家族の助けられている。誰の人生だって沢山の痛み、苦しみい、そして喜びにあふれている。作詞家 森浩美がその筆才を小説に振るい、リアルな設定の上に「大人の純粋さ」を浮かび上がらせた。「ホタルの熱」「おかあちゃんの口紅」にはラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。     2010年 4月

 

066

約束

石田 衣良 著

角川出版

全3巻436頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

  親友を失った男の子、不登校を続ける少年が出会った廃品回収車の老人、女手一つで育てた息子をおそった思いがけない病・・・苦しみから立ち上がり、もう一度人生を歩き出す人々の姿を鮮やかに切り取った短編集。   
  2010年 4月

 

067

こちらの事情

森 浩美 著

双葉社

全3巻464頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

   愛の消えた生活、ままならぬ人生・・・それでも人は努力する。そこにドラマが生まれる。「人生捨てたもんじゃない」・・平凡かつ楽ではない毎日の中に希望を見い出す。真正面からの家族小説です。
 『晴天の万国旗』は数々の試験問題に、『福は内』『荷物の順番』『短い通知表』はラジオドラマの原作に選ばれた珠玉の短編集。     2010年 5月

 

068

親鸞(上)

五木 寛之 著

講談社

全4巻593頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

  朝日、読売、毎日、日経、東京など多数の新聞に連載された小説です。
  冒険、恋愛、孤独、性、求道……。青年・親鸞はどこへいくのか!?   2010年 7月

 

069

親鸞(下)

五木 寛之 著

講談社

全4巻606頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

  極悪人も本当に救われるのか。愛と暴力、罪と罰に苦しみながら、時代の激流に挑む青年の魂の彷徨。
     2010年 8月

 

070

くじけないで

柴田 トヨ 著

飛鳥新社

全1巻74頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

 どうしてこんなに心に響くのだろう。「人生いつだってこれから。何を始めるにも遅すぎることはない」と産経新聞「朝の詩で感動と共感の声続出。メディアで大反響の白寿の処女詩集。
     2010年 9月

 

071

Sex(セックス)

石田 衣良 著

講談社

全3巻422頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

  セックスは なぜ これほどまでに 美しいのだろう。セックスの生みだす限りない快楽と幸福感を、どこまでもリアルに描く、やわらかくして、かわいくて、涙がでる12の物語。     2010年 10

 

072

つばさものがたり

雫井 脩介 著

小学館

全6巻822頁

点訳者 主浜 洋子

校正 金澤 茂雄

 君川小麦、26歳、パティシエール。家族と”天使”の助けもあって、ケーキ屋を開店。家族の愛、天使の愛。天使達は私達のまわりにもきっといる。もっと我慢せずに自分の為に生きればいいのに・・・。そんな気持ちにさせてくれる優しい物語。                2010年 10

 

073

奇跡の医療

 豊田 正義 著

           幻冬舎

全3巻497頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 金の棒で身体をこするだけで病気が治るなんて信じられない。「気の療法」を全く信じていなかったノンフィクション作家が、癌細胞が消えた末期癌患者を目の当たりにする。様々な難病に苦しむ人々が、“ある特別な療法”で癒された事実を知り、それを書き残すことを決意した。癌専門外科医や脳科学者までが驚愕したその療法とは?

 

074

老いの才覚

曽根 綾子 著

KKベストセラーズ

全2巻274頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

  年の取り方を知らない老人が急増してきた!
超高齢化の時代を迎える今、わがままな年寄りこそ大問題。
自立した老人となり人生を面白く生きるための77の才覚の持ち方を提案。  
                                          2011年 4

 

075

無知との遭遇

落合 信彦 著

鰹ャ学館

全2巻324頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

  笑えないジョークの国ニッポンを笑え! 政治も文化も若者もマスコミも、みんな世界からバカにされている。世界から見下されるニッポンの問題点を集約。
                                                   2011 5

  

 

076

ツナグ

辻村 深月 著

叶V潮社

全5巻702頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 たった一人と一度だけ、死者との再会をかなえてくれる人がいるらしい。死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。でも、失ったものを取り戻し、生きる為に会いに行く。あなたなら、誰に会いたいですか?。
                                                   2011 7

 

077

人は一瞬で変れる

鎌田 實 著

集英社

全3巻394頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

  素直に「ありがとう」と言う。つまらない意地は捨てる。三日坊主で終わらない。行動パターンが変わると不思議と性格や考え方も変わっていく。そんな人にあなたは変われる。自分の行動を少しだけ変えるのは、難しいことではない。

今、この瞬間から変われる。なりたい「自分」、今日から始める。
                                                           2011年 9月

 

078

百歳

柴田 トヨ 著

叶V潮社

全5巻82頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 『くじけないで』に続く トヨさんの待望の第二詩集。
 「さあ 顔をあげて 空をみましょう」
 一歩の会 点訳図書 No.70「くじけないで」もぜひご利用下さい。
                                                     2011年10月

 

079

大人の流儀

伊集院 静 著

講談社

全2巻

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

  人に誠実にありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。嫌でもケンカをしなければならないとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。
 こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。「本物の大人」になりたいあなたに捧げる1冊

                                                         2011年12月

 

 080

続・大人の流儀

伊集院 静 著

講談社

全2巻

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

  東日本大震災を自宅で体験した仙台在住の著者が、何が起きたのかを正確に書き残すために、ローソクの灯りの下でラジオを通して、刻々と入る被災状況を記した貴重な記録本でもある。 2012年 3月

 

081

境遇

湊 かなえ 著

双葉社

全3巻

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

      デビュー作の絵本がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。共に幼い頃に親に捨てられた過去を持つ。
 ある日、「真実を公表しなければ息子の命はない」という脅迫状と共に、陽子の息子が誘拐された。二人が辿り着いた「真実」とは・・。
                                                   2012年2月
 

 

082

怒らない技術

島津 良智(よしのり) 著

フォレスト出版

全2巻282頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 自ら独立・起業し会社を株式上場まで導き、ビジネスマンとしても、成果を上げた著者が伝える「心」や「感情」をコントロールする事の重要性、「受け取り方」「考え方」を変えれば「悪い出来事」も「良い出来事」に変わる。まずは「怒らない」ことから始めよう。        2012年4月

 

083

大往生したけりゃ医療とかかわるな

中村 仁一(じんいち) 著

幻冬舎

全3巻425頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 〜「自然死」のすすめ〜
 3人に一人はがんで死ぬという時代に、現役医師である著者の持論は、「死ぬのはがんに限る」。数百例の「自然死」を見届けてきた著者がなぜ「がん死」がお勧めなのか。自分の死に時を自分で決めることを提案した画期的な書。 2012年8月

 

084

置かれた場所で咲きなさい

渡辺 和子 著

幻冬舎

全2巻180頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 著者は、ノートルダム清心学園理事長。
 「置かれた所で咲く」ということは、明るく前向きに生きていくこと。
 自分が幸せになり、周囲の人を幸せにすること。私は幸せなんだということを周囲に示して生きること。シスターの優しく諭される言葉が心に沁みます。        2012年9月

 

085

さがしもの

角田 光代 著

新潮社

全3巻360頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 初めて売った古本と、思わぬ再開を果たす「旅する本」、持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日々を描く「さがしもの」など九つの本の物語。        2012年12月

 

086

水曜の朝、午前三時

蓮見 圭一 著

新潮社

全4巻563頁

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

     45才の若さで逝った女性翻訳家が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られる無惨な恋、許されぬ過去、そして「一つの死」。追憶の光と影、切なさと歓びに涙がとまらない感動の告白小説。        2012年12月

  

087

ま、いいか。

浅田 次郎 著

集英社

全3巻469

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

       花と読書を愛した青春時代の思い出。巷に氾濫するびじんたちへの忠告。旅と買い物のとっておきの楽しみ方。豊富な話題をもとに粋なオヤジ目線で語られる滋味たっぷりの現代考察。軽妙酒脱なエッセイ集。         2013年6月

 

088

あなたへ

(もりさわ) 明夫(あきお) 著

幻冬舎

4巻(554頁)

点訳者 主浜 洋子

       校正 金澤 茂雄

 亡き妻からの手紙が愚直な男に、人生の奇跡をもたらした。それは、心に傷を抱えた人々との出会いを通して知る。再生と自立の旅だった。                                                   20133

 

089

医者に殺されない47の心得

近藤 誠 著

アスコム

2 (322)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

  現役医師であるがんの放射線専門医がわかりやすく語る元気な生き方。「病院に行く前に、必ず読んで下さい」という惹句付き。 2013年7月

 

090

免疫力アップがすべてのポイント! 〜健康常識はウソだらけ〜

奥村 康 著

ワック

2 (306)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

 医者だから言える、薬も医者もいらなくなる健康長寿の秘訣が満載。“いい加減”で、ストレスを撃退。真面目で「いい人」は、病気になりやすい。  2013年8月

 

 

091

『原因』と『結果』の法則

ジェームズ・アレン 著

サンマーク出版

1 (116)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

  聖書に次いで一世紀以上もの間、多くの人々に読まれ続けている人生のバイブル。成功の秘訣から人の生き方まで、すべての原理がここにある。 20139

 

 092

庭説法

永六輔 著

本願寺出版

3 (328)

点訳者 樋渡 桂子

校正者 金澤 茂雄

     金沢 久枝

 永六輔さんがお寺の庭先で話す法話集。読み始めるとおもしろくて、おかしくて、ホロッとして考えさせられて、日々の生活の中で気付かされることがいっぱいの楽しい本。  201312

 

093

渾身

川上健一 著

集英社出版

3 (477)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

  隠岐(おきの)(しま)(みず)(わか)()神社の隠岐古典相撲。およそ20年に1度 行われる神様に奉納する相撲大会での親子の絆、家族のつながりを力強く描くスポーツ小説であり、家族小説。 20141

 

 094

面倒だから、しよう

渡辺 和子 著

幻冬舎

2 (174)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

   しようか、どうしようかと迷った時に、初めて、本当の美しさ、自分らしさが生まれてくる。幸せは、いつもあなたの心が決める。 20143

 

095

医者に命を預けるな

中村仁一 著

PHP研究所

3 (365)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

 本書は、『幸せなご臨終―「医者」の手にかかって死なない死に方』(講談社、1998年刊)を加筆、改変したものです。

 あなたは、医療を誤解していませんか?「とりあえず病院へ」が一番危険な考えです。

 

096

幸福な生活

百田尚樹 著

祥伝社

4 (532)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

 「母の記憶」「夜の訪問者」「おとなしい妻」など、18タイトルの短編が収められている。どれも、人間の本質を巧みについた落とし穴がいくつも仕掛けられている。衝撃的な最後の一行には、旋律を覚えるものがある。

 

 097

抗がん剤 10の『やめどき』

〜あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか?〜

長尾和宏 著

ブックマン社

4 (486)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

 抗がん剤治療の裏と表。延命と縮命の見極め方。

大切なのは、やる・やらないではなく、いつやめるかということ。

限られた時間を楽しむべくSTOPをいう為の手引き書。

20152

 

098

食物のある風景

池波志乃 著

徳間書店

4 (432)

点訳者 樋渡 桂子

校正者 @金沢 久江 A金澤 茂雄

 落語会の名門に生まれ育った著者が、食物を通して綴る人生の出逢いと別れ

20153

 

099

イニシエーション・ラブ

乾くるみ 著

文藝春秋

4 (586)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

 青春ラブストーリーのようでもあるが、ラストでミステリーに変貌する驚愕の展開に。 

20156

 

100

()(ばく)(はな)

月村(つきむら) (りょう)() 著

幻冬舎

5 (711)

点訳者 主浜 洋子

校正者 金澤 茂雄

 自衛隊は何を守る為に救うのか? 自衛官は人を殺せるのか? 極限状況の中での男達の確執と友情とそして人間としての誇り。アフリカ・ソマリアで自衛官達の命をかけた戦闘が始まった。

2015年9月

                             

                 

 





























































































































































































































































































































































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