〜介護闘いの日々〜
老人痴ほう症の母親を介護した著者自身の体験です。介護は個人や家族でやることの
限界や介護支援の貧困さ、「介護のさたもカネ次第」という現状への鋭い政治批判も。
それは母親への愛情からくる怒りであり、介護で苦しむ多くの人びとの代弁でもあります。
・・・制作者より一言・・・ 一歩の会のリスナーさんで大阪に在住の女性(全盲)より母の介護をしているとの点字の手紙を
いただきました。老健施設に3ヶ月間、お世話になると又自宅での介護の繰り返しで、少々疲れたとの手紙です。
でも、自分に悔いのないように、母に尽くしたいとの事。 目が不自由でのお一人での介護、さぞ大変だろうと思います。
この本は著者の思いがストレートに表現されていてとても考えさせられます。 1998年12月
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