長野県立こども病院に入院している宮越由貴奈(小学4年)さんの詩です。
命はとても大切だ 人間が生きるための電池みたいだ でも電池はいつか切れる 命もいつかなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど 命はそう簡単にはとりかえられない 一中路一
「命なんかいらない」と言って 命をむだにする人もいる まだ たくさん命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに だから 私は命が疲れたと言うまで
せいいっばい生きよう 一詩おわり一 ☆この本は、入院されている子どもたちの詩と絵、そして、ご両親のメッセージ、病院関係者のコメントからなる本です。
何年もの間、果敢に死と戦い輝き続けた子供たちの作品と知って読む人の心をゆさぶり震えさせるのです。 2003年7月
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